2015年11~12月で、横浜・岩崎学園 情報科学専門学校でセンサー講座を開催しました。
岩崎学園さんでは学内プログラミングコンテストの審査員や学園祭とのコラボレーションなどをこれまで行ってセンサーの楽しさを伝えてきましたが、今回は1年生の子たちに「必ずしも課題解決でなくてもプログラミングの楽しさを知ってもらう」というテーマでオファーを頂きました。
「課題解決でなくても...」これってMashupAwardsのインタラクティブ・デザイン部門のテーマにも含まれていたワードですね。
どうもぼくたちは課題解決をしないことを期待されるようです(笑)
今回題材に選んだのは11月→Moff Band、12月→KINECT V2。
それぞれのセンサーの基礎を学び自分たちでアイディアを出したものを作ってみるという体験学習になります。
講師を担当するのは11月前本、12月はTMCNテクニカルエヴァンジェリスト初音 玲さんです。
というわけでありったけのMoffを用意。
Moffは公式SDKはリリースされていないのですが株式会社Moff様との正式な契約の元プライベートなSDKを限定利用させて頂けることになりました。
カリキュラムとしては↓のような感じです。
というわけで講座をスタートさせたわけですが、最初はすんなりというわけではありませんでした。
今回Unity+C#をプログラミング言語に選んだのですが、意外とUnityをC#で使ったことがある子がいなかったのです(笑)
結構UnityでJavaScriptの人もいるんですね。
そんなわけでMoffについて学ぶ前の段階のナビゲートに結構時間を使う事になりました。
あとは当初計画になかったステップバイステップでのハンズオンを急きょ実施しました。
そんな苦労もありながら、最終回には投球モーションでボールを投げられる野球ゲームなどが無事できあがりました。
12月のKINECT講座はぼくは初回しか参加できなかったのですがアイディア出しがすごかったですね。
ブレインライティングという手法でなんと150個のアイディアが出そろいました!
初音さんありがとうございました。
今回短期間ですが学校でセンサー講座を実施させて頂きました。
教えるって大変ですが、2回3回と授業をしていると生徒たちがかわいく思えてきてアプリが動いた時にはとても嬉しく思いました。
来年度以降もぜひ継続できれば良いなと思っています。