【社長日記】オリンピックとパラリンピック

とうとう昨日でオリンピックもパラリンピックも終わってしまいましたね。

私はパラリンピックのチケットを購入していたのですが、無観客試合になって払い戻しになってしまいました。楽しみにしていたので残念でした。子供が東京都立の小学校に通っていますので、パラリンピックの観戦が予定に入っていたのですが、こちらも残念ながら中止になってしまいました。

とはいえ、子供といっしょにテレビで観戦して、楽しむことができました。特に、ボッチャをやってみたくなりました。私はボッチャという競技を知りませんでしたが、子供に聞いてみると、小学校にはボッチャがあると言うことでした。杉村選手の決勝戦、面白かったですよね。これは障害がある人とそうでない人も一緒に楽しめそうなスポーツですね。その他、印象に残ったシーンといえば、女子の走り幅跳びで両足義足のヨング選手が圧倒的な6m越えのジャンプで優勝したところです。勝負が終わった後、選手同士がハグしてお互いにたたえあって、戦う相手でもありともに戦う戦友でもあるという感じなんだなと思いました。

子供たちはただ純粋に観戦を楽しんでいましたけど、障害があっても超人的な能力を持っている人もいるということや、人がもっている障害をも乗り越える力を感じてもらえていれば良いなと思いました。そういう意味でも子供たちにパラリンピックの試合を生で試合を見せてあげられなかったのは本当に残念です。

先日、ロコモに関するお話しを聞いたのですが、骨折をする子供が統計的に増えているそうです。骨を強くするには栄養と運動が必要ですが、やはり子供たちの運動量は少なくなってきているようです。そして子供の時に運動しない人の方が大人になっても運動しない人の比率が高く、それはメタボやロコモのリスクにつながります。そのようなワケで、子供たちがスポーツに関心を持ち、たくさんあるスポーツの中から1つだけでもいいから始めてみるよう促すということは、社会的にも重要なことだと思います。

子供たちとオリンピックもテレビで観戦しましたが、子供たちにとってBMXとかスケボーとかが特に面白かったようです。普通の自転車でマネしようとするので、ちょっと危ないのではありますが、いろいろなスポーツに関心を持ち、子供たち同士でかっこいいと思ったり、ちょっとやってみてその楽しさを知ったりするきっかけになれば、苦労しながらコロナ禍の東京でオリンピックを開いた意義もあるのではないでしょうか。

この異常事態と逆風の中、多大の労力をかけて準備して無事に開催された、ボランティアの方々や組織委員会の方々に感謝したいと思います。