先代の岡本会長がなくなり本日でちょうど1年になります。
先代と一緒にシステムフレンドを始めたばかりのころのことを思い出してみました。
先代は、仕事を楽にするためのITなのに、作っている人が長時間労働で疲弊しているのは何か間違っているよね、としばしば口にされていました。
新しい技術を取り入れて、さっさと仕事を終わらせて、空いた時間は勉強して新しい技術を取り入れるという循環をさせないと、能力は枯渇してしまうということで、その当時のメンバーは明るいうちに会社から帰っていました。
その当時はIT系といえばブラック企業の代名詞みたいなものでしたから、珍しい会社だったと思います。
私としては時間もありましたので、WEBサイト作ったり、頼まれたアプリを作ったりしていましたが、そういった半分遊びのいろいろなことが実際に次の仕事に繋がっていました。
今思えば、そのご意見は本当に正論だったと思います。
会社という単位でも、1つのことがうまくいき始めると新しいことにチャレンジしていました。近年はご存知のとおり医療福祉関連をテーマにしておりました。会社が疲弊するほど足元の利益を最大化するよりは、新しいことへのチャレンジの方が大切という考えだったのだと思います。
このような姿勢は先代からの財産なので、これからも大切にしていきたいと思います。